IoT(アラーム収集編)
IoT (Alarm Collection Edition)
弊社では、PLCソフト設計に加え、PLCからのデータ収集を行うソフトウェアの設計・開発も行っております。
ここでは、収集したデータをもとに機械装置で発生したアラームをメールで通知する事例を紹介いたします。
【レポート内容】
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IoT(Internet of Things)とは
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製造業・工場でのIoTの役割
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IoTに必要な構成要素
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実装の事例
#IoT
#SLMP
#三菱電機
【IoT(Internet of Things)とは】
「あらゆるモノをインターネットにつなぎ、データを活用して価値を生み出す仕組み」のことです。
製造業で言えば、PLC・センサー・設備・ロボットなどがネットワークにつながり、
状態監視・予兆保全・品質改善・省人化などに役立つデータを自動で集められるようになります。
【製造業・工場でのIoTの役割】
1. データ収集の自動化
・PLC(例:三菱IQ-R)からSLMPでデータ取得
・センサー値、アラーム、カウンタ、品質データなどを自動収集
2. リアルタイム監視
・設備の稼働状況
・アラーム発生の即時通知(メールなど)
3. 分析による改善
・稼働率分析
・不良発生の傾向分析
4. 帳票・レポートの自動化
・日報・月報の自動生成
・トレーサビリティデータの蓄積
【IoTに必要な構成要素】

応答分
(D10:123、D11:456)

要求分
(D10とD11のデータを要求)
デバイス
センサー・PLC・ロボット
・三菱電機IQ-R
R04ENCPU
通信層
データを送る仕組み
・SLMP通信※
データ処理層
収集・データ処理
・Python
プロトコルの生成、
データ処理
アプリ層
見える化・通知・データ分析
・メール通知
アラーム詳細を
Gメールで通知
今回は、デバイスに 三菱電機 R04ENCPU を使用し、アラーム用デバイスの値が変化した際に、そのアラーム内容を関係者へ
メール送信するシステムを構築しました。
デバイスデータの収集およびアラーム内容のメール送信を行うアプリケーションは、Python を用いて開発しています。
※SLMP通信とは、Seamless Message Protocolの略で、汎用Ethernet機器とCC-Link IE対応機器(主に三菱電機製PLCなど)間で、ネットワーク階層を意識せずにアプリケーションレベルで直接データ通信を可能にする共通プロトコルです。
【実装の事例】
動画右側に記載されている内容は、アラーム発生時に送信されたメール本文です。
新規発生したアラームとして、以下のアラームを本文中に記載し、メールを送信します。
「新規発生警報」
・ PAC貯槽補給要求
・凝集剤貯槽補給要求


PAC貯槽補給要求および凝集剤貯槽補給要求のアラームが既に発生している状態で、新たに原水濁度異常のアラームが発生しました。
本メールでは、新規に発生したアラームと、継続して発生中のアラームを以下のとおり記載し、メール送信します。
「新規発生警報」
・原水濁度異常
「発生中警報」
・PAC貯槽補給要求
・凝集剤貯槽補給要求


最新のPLCはオープンネットワーク化が進み、簡単にPLC内部のデータメモリにアクセスする事が可能です。
弊社ではIoTの機能を限定する事で導入までの障壁を低くする事が可能です。
お客様のやりたい事、生産現場でのちょっとした問題の解決に貢献します。
また収集したデータをAI解析や機械学習を行う事で、生産性の向上、人手不足解消、現場の様々な問題を解決する事ができるかもしれません。